本の紹介
ルワンダの祈り
一冊の本が貴方の気持ちを変え、感じ方を変えます。
一冊の本との巡り会いが人生をも変えることがあるのです。
今回は「ルワンダの祈り(著者・後藤健二)」という本をご紹介しましょう。
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貴方にとっての「思い出」と問われればきっと、楽しかったこと、嬉しかったこと、
光り輝く日々を思い返す人が多いのではないでしょうか。
本文での思い出を抜粋すると・・・・
長い道のりを歩いて逃げた時の足の裏の痛み
何も飲むものがなくてカラカラになった激しいのどの痛み
涙も声も出ない程 お腹がすいて過ごした一日
世界にはこれほどの恐怖、悲しみを「思い出」と呼ぶ人々がいるのです。
アフリカ大陸の中心部に位置する小さな国、ルワンダ共和国。
そこでは昔、民族対立により大量虐殺という悲惨な出来事が起こりました。
辛く、苦しい三か月の内戦を越えた先に待っていたのは、植えつけられた悲しい「思い出」たち。
そんな沈み込んでしまいそうな過去を前向きに乗り越え、
「生きる」ために懸命に歩み続けようとする人々の物語がこの本には書きつづられています。
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世界の小さな国で起きた、重大な実話を知ることで
おのずと自分の幸せのものさしを見直すきっかけになることでしょう。